運用のシナリオ
- 畑村秀俊
- 2024年8月11日
- 読了時間: 1分
積立NISAの運用商品のシェアは、S&P500とeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー 通称:オルカン)の2つが独占状態です。
このファンドを選んでいる方々は「シナリオ」を持っているでしょうか?
以下はシナリオの例です。
シナリオ①
米国のGAMFAを中心とした大手IT企業の独占状態は今後数十年は変わらない。よって米国には今後も富の集中が予想される。
シナリオ②
米国は先進国の中でも特に経済が発展すると予想する。
→積立商品はS&P500にしよう!!
このようなシナリオがなぜ大事かというと、金融資産の「メンテナンス」のためです。
シナリオ通りに世の中が動いているか?
想定外の出来事が起きていないか?
経済状況の変化によって、運用資産は見直す事(メンテナンス)が必要なのです。
シナリオは、もちろん誰かの予想や、新聞のコメントなどで構いません。
「ほったらかし」で成功したという事は、シナリオ通りにいったまれなケースです。
ということは、資産運用は「ほったらかし」ではダメだ という事です。




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